1歳半の息子を実家に預け、8か月のお腹を抱えての初参加、何年かぶりに楽しい時間を過ごさせていただきました。あ〜楽しかった!こんな会があったことを今まで知らずに何年も至近距離で生活していたと思うと、本当に悔やまれます。
長年演奏してみたいと夢見ていたブラームスの5重奏、2時間が短く感じられました。次回参加の時もぜひこの曲をリベンジしたい・・・。せめて緩叙楽章にゆらぎを入れたい・・・。即席合奏が叶ったウェーバーの5重奏も2時間枠に希望したい・・・と欲望は尽きることがありません。
2日目の夕方までしか参加できなかったので、その時間をすべて食いつくすようにギッチギチに詰め込んだスケジュール・・・ご飯の時間以外はずっと吹き続け、本来の私ならば理想的ですが、このたび妊婦のため、体調崩さないかどうか内心心配しておりました。しかし結果は、あまりの楽しさに何ら疲れを感じることもなく、リードも特に壊れず、タフな妊婦であったと自分でも感心しております。
パーティーの始まるころにはあわただしく帰ってしまい、ご一緒させて頂いたたくさんの方々に、満足にごあいさつもできず・・・・失礼いたしました。
河口湖の音楽祭以外にも、例会という素敵な会があることも知り、何とか参加できないかと日々、大きなお腹とやんちゃな1歳児を見つめながら考えるも、向こう1年以上は大人しくしていなければ、と。でもいつか、今回ご一緒できなかった方々ともアンサンブルさせていただきたいです。
まるで子供の日記のように、楽しかったこと・やりたいことばかり書いてしまいましたが、この2日間、とても楽しく、とても勉強になりました。素敵な時間を、ありがとうございました。
今回、初めて河口湖音楽祭に参加しました。今年APAに入会したばかりで、まだ例会にも数回しか参加していませんが、中には、以前あるオーケストラで一緒だった方や、私が小学生だった頃に在籍していた地元の室内オケにいらしていた方と20年ぶり(!)の再会を果たすということもあり、自分で言うのも変ですが、つくづくAPAとのご縁を感じる3日間でした。
先生との合奏は、2グループに参加させていただきました。一つはシューマンのピアノ五重奏曲で、佐久間先生がセカンドを弾かれる姿を隣で見ながらの合奏でした。元々この曲の第1楽章が好きだったのですが、今回特に印象に残ったのは、第2楽章でした。例えば、最初のテーマの弾き方一つとっても、込めるべき考え方があるようです。佐久間先生は、私の弾き方について「そういう風に弾く人もいるし、ロマンティックな作りにする人もいますね。私もそういう風なのが好きなので、お付き合いしますが、それならここはもっとこうした方が・・・」、という具合に、実際に音を出しながら説明をして下さいました。合奏の時間が終わり、解散したところで、佐久間先生から「ゆっくりしたヴィブラートを身につけることで、もっと表現の幅が広がる」とアドヴァイスをいただき、練習の仕方も教えていただきました。
玉川先生に入っていただいたシューベルトの弦楽五重奏曲も、以前から一度弾いてみたいと思っていた曲で、これ以上ない形で希望を叶えることが出来ました。この曲で感じたのは、「弦楽器のユニゾンはこんなにも気持ちのよいものなのか」ということです。この曲の第1楽章はVn.とVc.のユニゾンが随所に出てきますが、それが合ったときの音の透明感は忘れられません。音量が小さくなっているわけでもないのに、チェロの音に自分の音が吸い込まれて行くような不思議な感覚でした。またVn.が一人でやや高い旋律を歌うところなどは、「天高く漂っているような」イメージを玉川先生から示していただきました。
先生との合奏を含め、初めて取り組む曲が目白押しでしたが、それぞれの曲に内容があり、またその時間ごとに組んでいただく合奏相手の方々の音楽性に触れることも、音楽体験として貴重でした。合奏の中で、「どう弾くか」を追求することは”how to”と”how”を行き来することで、その狭間に音楽が在るのではないかと思い至りました。そういう意味で、普段親しんでいる音楽を改めて見つめ直す機会にもなったと思います。それぞれの曲がレパートリーになった、なんてことはおこがましくて言えませんが、室内楽の入り口に立っている私にとって、本当に貴重な機会でした。多くの出会いと特に幹事の方々のご尽力に感謝申し上げます
APAに入って数年、室内楽初心者で、技術レベルも未熟な私には、例会は緊張の場であったことは確かです。私は場違いな所にいるんじゃなかろうか、と思っていました。しかし、ある時、上手く弾けなくても、自分の音楽を楽しめればいいんだ、と一種の開き直りというか、そういう心境に達し、以来、自分には難しいと思える曲にも、どんどん挑戦するようになりました。おかげで最近は合奏がどんどん楽しくなり、親しい仲間も増え、さらに「ツワモノ」が集う河口湖も参加しようと思い至ったのです。ドキドキしながら届いたアレンジ表を拝見。すごい過密スケジュール!噂には聞いていたものの、練習が間に合うか?
ブラームス弦楽六重奏 op.18 で玉川先生のご指導を仰ぎました。先生の音は素晴らしく綺麗で、隣で弾きながら、先生の音にホレボレしてました。また、分かりやすくアンサンブルのコツ(裏技?)を伝授していただき、大変勉強になりました。アマチュアとプロの差って、技術レベルはもちろんですが、それ以外にも何が違うんだろう、同じプレイヤーなのに、なぜあんなふうにブラームスが弾けるんだろう、と考えてしまいました。私など先生の足元にも及ぶべくもありませんが、今回のご指導で、僅かながらでも、「素敵な音」に近づくヒントを得たように思います。丁寧なご指導ありがとうございました。
予約合奏も、初めて同士とは思えないほど、濃密で楽しい時間でした。しかも、希望曲を存分に楽しめたし。これぞ、河口湖の醍醐味!!連日、深夜まで及ぶ飲み会、酒浸りの日々にもかかわらず、皆さん翌日は涼しい顔して弾いておられるのだから、別の「ツワモノ」も相当数生息していたと確信。(実は私もウコン持参でした…。)
3日目のコンサートは、皆さんの練習の成果が出た、とても秀逸した演奏でした。先生方の演奏もなんと美しいことか!夢のような3日間でした。日常を忘れさせてくれる時間は得難く、また来年もぜひ参加しようと思います。
今回初めて自分で仲間を募り、APAの年次大会に参加しました。大学在学中は東大室内楽の会で仲間を見つけ、年に何度か発表会に出演していましたが、卒業してからはその機会がめっきり減ってしまいました。今回一緒に参加したメンバーは、二人とも室内楽の会時代の友人です。大学を卒業してからも、変わらず室内楽を続けていきたいという希望を持っている者が集まって、APAに乗り出すことを決めました。
なによりAPAの魅力は、様々な年齢層の方と自由に合奏を楽しめることです。一度参加するだけでも多くの方とお話する機会があり、一気に音楽の世界が広がったと感じられました。今まで同じ学生の友人たちとしかアンサンブルをしてこなかった私たちにとって、多くの刺激を受けられた一日でした。
またあれほど身近にプロの演奏を聴けたこともありませんでした。プロと一緒に合奏するなんて、今までは夢のまた夢でしたが、それが叶うAPAはすごいと思います。次回はぜひともプロとの合奏の企画にエントリーして、あの音をさらに身近に感じたいです。
エイパに入って2年目。年次大会に初めて参加しました。ゲストとの合奏、ベートーヴェンのSeptetに参加しました。ゲストはヴァイオリンの三戸素子先生です。 /p>
ホールで、情熱的なゲストの演奏会、ラズモフスキーの2番を聴いたあと、この先生と一緒に演奏できる〜!と胸躍らせつつ、先生を練習室にお迎えしました。時間がもったいないので、自己紹介もそこそこに即刻演奏を開始しました。
参加メンバーはSeptetはどこかしらで腕に覚えのある方たちで、最初に合わせたときからスッと合ったのですが、先生が入るとやはり全然違ってきました。先生の演奏はピッチピチのハイテンションでした。
参加メンバーも、先生に乗せられて、テンションはどんどん上昇。何回か合わせているうちに、あぁしようこうしようと口に出して言わなくとも自然に演奏に工夫が入り、アンサンブルはイキイキとして、キュッとまとまっていきました。私はヴィオラなので先生の隣で弾かせていただけて、ラッキーでした。先生の生の音を右耳に直接聴き、息遣いを感じ、音楽の抑揚を感じながら、楽しくて楽しくて、全力で弾きました。
4楽章のバリエーション(冒頭はヴァイオリンとヴィオラのデュオ)もやらせていただき、本当に最高でした。ヴィオラがメロディの部分はいつも緊張してしまうのですが、そこは先生が美しくも抑揚のあるp(ピアノ)で共演、いや、サポートしてくださったおかげで、リラックスして音楽に集中して弾くことができました。
制限時間80分はあっという間に過ぎました。本当なら全楽章やりたかったし(今回は1、4、6楽章に絞りました)、演奏した楽章も、もっと時間があればもっといい演奏になること間違いなしでした。
先生と一緒に演奏させてもらうことは、何よりも勝る”身体で覚えるレッスン”ですね。また、このような機会があったら是非参加させていただきたいと思います。
定年後テレビ漬けの毎日ではまずいと思いネットでAPAのことを知り昨年5月7日付け入会しましたが何をどうして良いかわからず7月にやっと木曜会に顔を出しました。木曜会の先輩から火曜会を勧められ、火曜会で一緒に演奏した先輩が西武線沿線に誘いその打ち上げで平日例会に誘われました。まさに例会の輪が水ノ輪のように広がって最近では十日の内九日がAPA関係で占められるようになりました。
河口湖音楽祭にも参加し音楽人の理想のような先輩にも出会い、室内楽漬けになっている自分を喜んでいます。
長い間市民オケにいますが室内楽をやりたくて楽譜を持って誘いに行くと「その曲、嫌い!」とか「その日、ダメ」とか云われなかなか四重奏が出来なかったのが嘘のようです。勿論レイトスターターの私は十分弾けないのですけれども先輩たち皆さん温かい態度で私を支えて下さり楽しい時間を与えて下さいます。
河口湖音楽祭や年次大会に参加して思うことは企画の段階、準備の段階、当日の運営、それから打ち上げに関してまでもきめ細かく運営されていて、幹事の人達、大変だっただろうなと感謝しています。またフレンドリーな雰囲気を作り出して下さった先輩たちにも尊敬の念を持ちます。まだ1年もたっていませんが、これから何らかの形で皆さんにご恩返しができたらなと思います。