「入退会および会費細則」をよくご覧いただき、内容に同意頂けましたら
下記案内に従って登録会員としての入会申込みの手続きをお願いします。
お申込を入会申し込みフォームより送信していただくか、もしくは入会のしおりをご請求下さい(振込用紙を郵送致します)。
エイパ事務局:jimu@apa-music.org
1) 正会員・登録会員の登録楽器名は2つまでです。申告グレードは以下の定義に従い自己判断の上、記入して下さい。
尚「グレードの自己評価に迷われる方は、ACMPグレードチェックをお試し下さい。
日本の定義とは異なりますので、この判定で申告して頂く必要はないのですが、概ねご自身のグレード判定に参考になると思います。
2) 関係音楽団体、現在及び(過去)は、合奏のお誘いをする場合の重要な情報ですので是非ご記入下さい。年齢欄は西暦で生まれた年号を記入して下さい。
3) NPO(特定非営利活動法人)の正会員について
登録会員は、いつでもNPOエイパの社員すなわち「正会員」として登録をすることができます。
正会員登録された方には、毎年5月頃に開催される総会の開催通知を差し上げますので、 議決権の行使(又は委任状提出)をお願いいたします他、友人方へエイパのPRをして頂くなどの役割が期待されます。 尚、転居された場合、総会通知発送時に、転居通知がなくて配達ができなかった場合は、正会員登録を外させて頂きますので、ご承知おきください。
4) 入会申し込みフォームからのお申込では振り込みの取り扱いについて選択して下さい。 郵便振替か銀行振込かが選択できます。お申込後、上記会費ご案内に従い所定の会費をお振り込み下さい。 しおり請求の場合は郵便振替用紙が郵送されます。
5)入会を悩んでいらっしゃる方へ
新入会員の体験談として、「入ってヨカッタ、エイパ体験談」を掲載しています。是非ご参考にして下さい。
入会申し込み
*お預かりする個人情報は、プライバシーポリシーに則り適正に管理致します。
1) 「入会申込み郵便振替用紙」に所定の事項を記入し、送金して頂きます。
2) 会員同士の合奏成立のために必要なアンサンブル技量について、上記グレード申告をお願いします。
4) 正会員・登録会員の方は、入会後、会員間のネットワーク機能維持のための必要情報として、以下の個人情報を、登録カードにて登録頂きます。
5) 賛助会員(個人愛好家)の会員種別の変更と適用会費の扱い等
正会員(または登録会員)および個人賛助会員は、事務局への届け出により、会員種別を変更することができます。この場合の該当年度の年会費については下表の通りとします。
6) 退会および再入会
-- 会費面から申しますと、入会金は2000円ですが首都圏と関西地区の年会費はそれぞれ4000円、3000円なので、2000円で出来るだけ長期間APAの会員資格を得られる4月入会が有利です。 よって月を経るごとに初年度入会金のみというメリットが薄れますので、最後の1〜3月入会者に対しては、翌年度年会費支払いをもって入会金を免除という救済策をとっています。 従いまして、関東・関西以外の全国地区では、1月入会ですと2000円で合計15ヶ月の会員資格が得られます。
-- まず入会金2000円でご入会頂き、来年、海外勤務の場合は年1000円で海外休会(会報は1年分まとめて年初に送付)となります。 また、海外での合奏活動は、APAと同趣旨で米国に4000人、その他世界に1000人の会員を擁する国際組織ACMP(https://acmp.net)への入会をお勧めします。
-- APAには永年会員制度があります。 10年分の年会費を一括納入された方は「10年会員」となり、 以後10年間は納入の必要がありません。また、20年分を一括納入されると「終身会員」となり、以後の会費納入は全く不必要になります。
-- 残念ながら自動引き落とし制度はありません。 これを希望する方が100人以上いる場合は検討の価値があるかもしれません。 しかし、年4回の会報発送時には必ず納入状況をお知らせし、未納の場合は振込用紙を同封しますので、未納に気付かれるかと思います。
-- 新宿にエイパクラブ室があり、利用予約の上ここで合奏が可能です。ただし、ふだんは施錠されているので入り口の鍵を持っている会員でなければ予約やコピー機の使用が出来ません。 この鍵とコピーカードを保有する為にクラブ室会員になることが必要なのです。クラブ室会員となるには別途5000円の会費(年額)がかかります。
-- 入会当初から正会員登録もできますし、入会後、何ヶ月か後に正会員への登録することも勿論可能です、正会員に登録変更しても会費の変更はありませんが、毎年5月頃の総会開催通知を受けて議決権行使または委任状の提出義務が発生するほか、友人等へエイパをPRしていただくなどの役割が期待されます。
-- APAは全国に合奏の輪が広がることを願っていますので、どなたでも例会参加することができます。興味のある例会に是非一度「お試し参加」して見て下さい。 その後も引き続き参加たいというお気持ちになった場合は、是非入会をお願いいたします。さらに大勢の方々と多くの合奏機会が得られ、アンサンブルの醍醐味を味わえるに違いありません。
-- APAは楽器が弾けてある程度の合奏技術を有する方たちの会員組織であり、これから楽器を始める方は対象にしておりません。 従って楽器演奏を教えるシステムは置いてないのですが、これから技術を習得して将来APAに入会しようとする方に対し、指導者または指導の教室を紹介することは可能です。 ヴァイオリンやピアノの場合、会員の中にはそうした指導者も実際におります。
-- 楽器販売に携わっている会員もいますから勿論、ご紹介は出来ると思います。 一般会員の中にも楽器自体や楽器店に詳しい方がいますから、そのような方から得た情報も有効活用できるよう、APAは協力いたします。
-- クラブ室での事務は月に3日だけです。 振り込みの確認が振り込み日の数日後になる可能性があるため一概には申し上げられませんが、会員証と鍵の受取りは振り込み後およそ10日前後とお考え下さい。
-- 退会時に会費の滞納があった場合のことをおっしゃっているかと思います。 金額にもよりますが10年も前のこととなると、今更請求することは出来ないでしょう。再入会後は滞納がないように毎年きちんと払い込んでいただくと助かります。
-- 同居の家族が入会される際に適用される「家族会費」制度があります。 首都圏を例にとってお話すれば、あなたとご主人がそれぞれ個人会員として入会すると年会費(1名4000円)は、まるまる2名分の8000円かかりますが、例えばご主人があなたの家族会員の資格で入会するとご主人の年会費は2000円、お二人で計6000円になります。あなた自身がご主人の家族会員になることもOKです。 首都圏以外ではこの軽減額が1000円ですのであわせてご承知下さい。
-- エイパはアンサンブル仲間が集まり楽しむためのネットワークですので、合奏にお誘いして日時の相談をしたり楽譜を郵送し合ったりするのは日常茶飯事です。 そのような場合にも会員名簿によって住所・電話番号が不明ではアンサンブルが成り立ちません。 よって、入会申込み用紙(フォーム)でネットワーク維持のための必須項目を指定させて頂いていますのでご協力をお願い致します。 ただし、今後、一般に住所が公開されていない超著名の愛好家の方が入会された場合は、会員名簿への住所掲載を控えるケースがでるかもしれません。 必須項目で公開したくない項目がある場合は、「××の理由により○○は非公開にしてほしい」旨を申し出てください。慎重に検討させて頂き、結果をお伝えします。
APAには、昨年、河口湖音楽祭に2度目の参加とともに入会し、今年は、年次大会にも、おもいきって参加させていただきました。ゲストとの合奏「Haydnの日の出」では、萩原先生には、フーレズや、曲想を考えて表現する事、たとえば、曲の出だしは、暗闇からの朝の日の出を表すために、アップのボーイングでとか、繰り返しや、同じ音型の所にも、表現を変えていく事など、短い時間の中でしたが、たくさん教わり、貴重な時間を過ごす事ができました。
また、ご一緒頂いたのも素敵な方々で、そんな中、私だけが、失敗の連続で、低音部のチェロの役割や、合わせていくことの難しさを感じると共に反省しきりでした。これが今の私のレベルなのですが、APAにくると、上手になりたい意欲が、わくんですよね。早く上手になって気持ち良く合わせたいです。
予約例会や、自由例会でも、たくさんの方々にお付き合いいただきました。弾けないは、落ちるは、なのに、とても楽しく時間を過ごさせていただきました。コンサートでは、先生方の演奏は、もちろん、期待どうりでしたが、APAの方々の熱のこもった演奏にも、感動しました。 アマチュアもプロも音楽に向き合い、楽しむ気持ちは、同じですね。
去年の3末にAPAに入会しました。年次大会 2/10の初参加者コーナー(ベートーベン Septet)、ゲストとの合奏(フィビヒ 5重奏)、予約合奏(イベール 三つの小品)に参加させていただきました。
普段は、地元のオーケストラや、施設への訪問演奏等の演奏活動をしていますが、室内楽はなかなか機会も無く、一種のあこがれがありました。このような事情から今回は良い機会かと、平日では有りましたが参加させていただきました。
ベートーベン Septetは日頃やってみたかった作品で、私がリクエストした作品でした。午前中の一時間と言う短い時間ではありましたが、延べ2回も通す事ができたのはお付合いいただいた皆様のお陰です。
フィビヒ5重奏は、ゲストである三戸先生の思い入れの有る作品と伺いましたが、作曲家フィビヒと言う名前も初めて聞く名前で、作品も聴いた事が無くどうなる事やと不安で一杯でしたが、三戸先生の力強い導きにより作品の世界に浸る事ができ、気がつくとフィビヒファンになってしまったようです。
イベールの三つの小品は木5で、前の二作よりは肩を張らずに合奏する事ができました。平日に会社迄休んでなにやってるのと家族からは冷ややかな目で見られましたが、終わってみると休んでも参加する価値はあったと実感しています。
仕事の関係で東京に移り、アンサンブルの機会を求めているうちに昨年暮れにAPAにめぐりあい、さっそく例会へのお試し参加をしたところ、年次大会の初参加コーナーへのお誘いがあり、今回の参加となりました。
聴いたことはあっても弾くのは初めての曲ばかり、どうしようという不安もありましたが、むしろ合奏の部屋に行く度に次はどんな人たちがいるんだろう、という期待感の方が強く、このワクワクした気持ちは、正直今までなかった体験でした。それぞれベテランの方も加わって、とても有意義に過ごすことができました。また、空き時間には、ゲストの方との合奏を見学しましたが、プロの方の音を、さらには他のメンバーの方へのアドバイスを間近で聞くことが出来たのは貴重でした。夜にはコンサートを聴きましたが、先程合わせた方達が演奏されているのをみてとても身近に感じ、ほぐれた気持ちで聴かせていただきました。今回、実感として大変良い体験をさせていただきました。また、年次大会で新たに知り合ったメンバーと例会で再会するのが今後の楽しみになります。
自分は経験不足なので、音楽祭などまだまだだけれど、いつかは参加したいなあ、などと思っていました。でも「いつか」なんていう日は自分が思い切らない限り永遠にこないと気づき、参加を決めました。暖かく励ましてくださった皆さんありがとうございます。
先生との合奏(モーツアルトピアノ四重奏曲)に始まり、全枠、至福のときでした。一人で弾いているときに心地よい音程やリズム感とアンサンブルで響かせるということは、少し違う・・・たとえば第3音を低めにとるとかって定説で、確かに高くてはいけないし、ソロで弾いてるときは少し低めが気持ちよかったりするけれど、きれいな和音は響かない・・・とのアドヴァイスは目からうろこでした。 みなさん、演奏もお人柄も魅力的で、ご一緒できてうれしかったです。メンデルスゾーン8重奏など一生弾く機会がなかっただろう曲を体験でき、もっともっと練習、準備をしていけば良かったという自分の大きな反省は置いておいて、本当に夢のような二日間でした。お世話くださいました皆様に心から感謝いたします。あんなふうに室内楽三昧に浸れるって幸せです。土曜の夕方に帰ったので、パーティに出れず、すごく損をするようにおっしゃってくださいましたが、充分満足で帰途につきました。パーティーはまたの楽しみにとっておきます。
今回初めて、河口湖音楽祭に参加させていただきました。とはいうものの何もわからないままに申し込みをさせていただきました。メンデルスゾーン八重奏曲に申し込むというよりは、物集女先生に「その他大勢でのレッスン」が受けられればいいかな、程度の認識しかありませんでした。ところが事務局の方から、指名されたパートは責任を持って弾いてください、との厳命があり、はじめて事の重大さに気づいた次第です。今回の音楽祭で練習が必要な曲が他にもたくさんある中で、このメンデルスゾーンは未体験の曲でもあり、しかも一番私には難しい曲だったので大変なプレッシャーを感じていました。そして当日、不安を抱えたまま物集女先生の合奏レッスンに望みました。しかし、先生のやわらかいお人柄にまず安心をしました。練習は第一楽章を丁寧に見ていただき、あとはあたふたと全楽章を通しました。先生の、「メロディーの主役が誰かを意識して聞きましょう。」との一言があり、それをきっかけに他の7人全員が音楽作りへの一体感を感じるとともに音楽表現への意思統一ができた事がはっきりとわかりました。そして短時間の内に見る見る音楽的に充実し良くなるとともに合奏の楽しさを全員で味わうことができました。まさにすばらしい瞬間だったと私は思います。正味2時間弱の練習時間でしたが、メンバー全員がこのまま終わるのは「もったいない」と思いつつ練習を終えました。すぐに有志数人で、このまま終わるのは残念、夜の余興に出よう!と暗黙の了解ができ、新たにメンバーを募った結果、嬉しいことに余興への出演が実現したわけです。このときの雰囲気も素晴らしく、パーティーで聞いていただいた参加者全員から拍手をいただいたことも感激でした。
今回初めて河口湖音楽祭に参加させていただきました。しかも今春入会したばかり、例会でさえ参加したことがない状態で。「室内楽をやりたい!」という熱い想いと勢いだけでエントリーしてしまいましたが、日を追うごとに動揺!!「誰も知らない方々の中で大丈夫だろうか、室内楽の経験が浅い自分が参加してよいのだろうか」― 日々の練習に追われながら不安と焦りが大きくなっていました。そんな気持ちを一掃してくれたのは河口湖で出会った皆さんが優しく親切であったから。気軽に声をかけて下さり随分心強く感じました。
さて、初日初合奏から衝撃の開幕。初めて会って初めて合わせて(限られた時間で)、どうして音楽ができあがるのだろう…と。また、大きな収穫もありました。それは「ソロを弾く時とは弾き方を変える」ということ。「分かっていると思っていただけ、やっているつもりなだけ」が露呈してしまいました。C氏より「弦楽器と相性の良い音色」を丁寧に示していただき、2日目以降その音を目指したことは言うまでもありません。
また演奏だけでなく、その後の夜の会も一興。楽しいひとときでした。お名前だけ拝見していた方々、HPでお顔を拝見していた方々が実際に目の前にいてお話しているというだけで、ただただ舞い上がっている自分。皆さんのお話はどれも興味深く新鮮で時間が経つのが早く感じられました。
2日目からは先生との合奏。ブラームスPf5。それに向けて最高のメンバーがアレンジされていました。先生との一糸乱れぬ呼吸で心地よい音色のVn.N氏、透明感のある響きで音色も音楽もカッコ良いVa.K氏、優しく柔らかく、そして何よりも誠実な音色でみんなを包んでくれたVc.N氏。決して自己主張ではなく、ちゃんと音楽を解った上でその中で自分らしい音楽を奏でている皆さんでした。そこへVnの物集女先生が加わって下さり最高の弦楽サウンドが生まれていました。Pfはその音楽を感じて寄り添えばよい状態。2枠のレッスンは、心地よい緊張を持ちながらも充実した濃厚なものでした。フレーズや場面での気持ちの統一を図りながら細かく指導していただきました。先生からの簡潔で的確な指示は実に分かりやすかったです。先生の助言(弦)が入った瞬間、音が一層キラキラと輝きを放って織りなされていく様を体感し感動してしまいました。最初は高い壁を感じていた曲ですが、このメンバーで演奏できたことで、何か一歩進めた気がしています。本番はスリリングでエキサイティングな場面をも乗り越えて完奏。よい経験をさせていただきました。何度か音を合わせ音楽を重ねて演奏し終えた私たちには、ともに戦った仲間のようなある種の絆が芽生えていました。
今回、大曲3曲をいただきましたが、どれもグループの皆さんに恵まれ素敵な幸せな時間を過ごしました。また大変よい勉強にもなりました。3日間の楽しい音楽の時間はあっという間で、すべての皆さんに「ありがとう」と素直に言えるようになっていました。そして、また新たに真摯に音楽へ向き合っていく姿勢も生まれています。
迷っている方は思い切って参加あるべしです。この世界、経験しないと絶対人生損してますよ。
APAに参加させていただいてから4年ほど経ちますが、名前を登録させていただいただけで合奏は参加したことがほとんどなかったのですが今年はモーツアルトのトリオで参加させていただきました。ヴァイオリンや声楽の伴奏はしたことはありますが合奏は今までほとんどやったことがないし、初対面の方とというのがどうもしっくりこなかったのですが、幹事の方がヴァイオリンとチェロの方で合奏してくださる方をご紹介いただき、うれしく思いました。
この曲はAPAで知り合った方がトリオに誘ってくださったときに初めて合わせた曲です。APAのおかげでまた合奏できるのは何かの縁かなと思いました。モーツアルトらしさがちりばめられたとても楽しい曲です。当日まで楽しみで自分なりに練習していきました。チェロの方が慣れているベテランだったのでテンポや練習の仕方などは引っ張ってもらい、バイオリンの方も初めて演奏するそうでしたが練習してきてくださり、私が少し勉強不足な感じがしました。やはり合奏するには相当個人練習をしなければならないなと実感しました。また他の方の曲の解釈の仕方とか曲への想いなどをじかに感じることができて、合奏の楽しさを満喫することができました。チェロの弦を弓がこする音とかバイオリンのきらびやかな音色といかにピアノをうまく合わせるかということを考えて合奏しました。バイオリンやチェロの方がここはこうしようとか、ここはもう少し早いテンポがいいんじゃないかと気さくに提案してくださり、いろいろな角度から曲を考えることもできました。また、自分はこうしたいということは、まだ言えませんでしたが、そういうことも気づくことができ、一人で演奏しているときには得られない、音楽の深さを一段と知ることができました。あったこともない人同士ですが音楽を愛する気持ちは万人に通用するんだなと思いました。言葉よりもすばらしい経験ではないかと思います。
40分があっという間に終わってしまいました。4人だけの四重奏(変な表現ですが)はまったくの初めてです。去年の夏からCDグレード例会に行っているのですが、必ず2人以上にしていただき、横で弾いている方を頼りに弾けるところだけ弾いているような感じですので、年次大会は聴きに行くだけと思っていたのですが、幹事の大橋さんに声をかけていただき、初参加者コーナーに挑戦することにしました。
曲を決めれば、他のパートの方をアレンジしてくださるとのこと。Oさんも、1st Vnを私がやりますし、ゆっくりやりますからどうにかできると思うと言っていただいたので、モーツァルトの四重奏K156(2nd Vn)にしました。指が動かないので速いところは運動的に無理なのですが、スコア、パート譜をみながら CDを聴いて練習しました。それでも2nd Vnを聴き分けるのは難しかったです。当日は、自分のしていることがあっているのかどうかと思うほうに忙しく、他の方の音を聴くまでいきませんでしたが、どうにか一緒に終わることができたのではないかと思います。メンバーの皆さまありがとうございました。
1人で弾いていると音符の長さを自分の弾きやすいようにしている事がよくわかりました。弾けないところは勝手にリズムを変えてしまうのです。レッスンでも頭の中で歌ってそれを弾くようにとよく言われるのですが、弾けないと反対に頭のなかの歌を違うリズムにしてしまうのです。でも、合奏ではそうはいきません。弾けなければ飛ばしてでもあわせなければいけません。弾いてみて初めて楽譜がわかるとはこういうことかと思いました。
APA歴は3年弱ですが、私にとっては、年次大会もゲストとの合奏も初体験でした。
少しドキドキしながら、まずは1週間前の事前練習を迎えました。ファースト代奏のFさんが大変和やかに練習を進めてくださり、セカンドのIさんヴィオラのKさんお二方の演奏とお人柄も素晴らしく、心から「このグループで良かった。」と思いました。この日に、当日は1楽章のみを見て頂くことを決めました。
当日、先生は部屋に入っていらっしゃると同時に、私たち3人の間に空気のように入られました。「え?この気さくな方が先生?」と思う間もなくレッスンは始まり、座り位置や譜面台の高さの確認も、なるほどと思わされました。
最初の音が出た瞬間に、先生の音楽に引き込まれると共に、私は非常に焦りました。CDと同じ妥協のないハイテンポで、置いて行かれないようにするだけで精一杯なのです。弦楽四重奏ではチェロがテンポを作り、チェロの上に3人に乗ってもらわなければと常々考えていたのに、それどころではありません。「待ってくださーい!」と、追いすがりたい気分でした。
フレーズの受け渡しや終わらせ方、4人のタイミングの合わせ方、作曲当時のベートーベンの気持ちや時代背景、等々本当に盛りだくさんのレッスンでした。効率よく進めていただいたことで仕上がりも早く、最後はお互いの音を良く聴けるようになりました。時間に余裕があったので、急遽2楽章も合わせていただけて、うれしい限りでした。
非常に印象的だったのは、久合田先生が最初に全員の名前を覚えられて、注意は全て名指しでなさったことです。とても心に響き、お人柄だなと感心いたしました。
先日は、APAの年次大会に参加させて頂いて有難うございました。素晴らしいステージで演奏(注:「カルメン組曲」ピアノトリオ版)できてとても嬉しかったです。出番前、ソロで演奏する訳ではないのに、情けない程ドキドキして、トリオなんだから大丈夫と自分に言い聞かせて本番に臨みました。緊張して全く余裕がありませんでしたが、VnのKさん、VcのYさんのおかげで、無事最後まで演奏できた事、感謝しています。
思い起こせば、1年前、近所のバイオリン初心者としてYさんと出会った事が、新しい音楽の世界(弦とのアンサンブル)への第一歩だったと思います。お話しているうちに、「あなたピアノも弾けるのか」ということで、伴奏・ピアノトリオへと発展した次第です。今までは、ミュージックデーターをBGMに一人でピアノを弾いて楽しんでおりましたが、生音とのアンサンブルは、難しさもありますが、楽しさ面白さは比べようがありません。
年次大会当日は、スケジュールがびっちりで、関係者の方々はめまぐるしい一日だったことと思います。でも、みなさん「音楽大好き」感がどの会場にもあふれていて、一般の私も、どっぷり漬かってしまいました。綿密な進行表を片手に、迷路のような建物の中を走り回り色々な演奏を聞かせていただきました。岩崎洸さんのチェロの音色にシビれ、プロ顔負けの上手な方がたくさんいるのに驚き、楽しそうに演奏している姿に私まで楽しくなり……この世界はオモシロイ!
私は今回、モーツアルトの「狩」の2ndを菅沼先生にご指導頂きました。このレッスンが、いかに貴重な体験であるかが、想像力の無い私は、実際にレッスンを受けるまで、ピンと来ませんでしたが、とても素晴らしい体験でした。短い時間の中で先生は、一人一人丁寧に、細かい所まで教えてくださいました。
「狩」の中の2小節のフレーズを一人で弾いて先生に聴いて頂いたのですが、音色とニュアンスを変えて何回も弾きなおしていて、先生が「あっ、それつ。」、と仰いました。ああ、これなのかとわかりました。どういう風に弾くかを考えて弾いたら良いと、以前に人からアドバイスを受けた時は、そのことが良くわからなかったのですが、今回、本当に納得しました。
これからは、とても大変なことですが、例えば、色々な作曲家や曲についてかかれた本を読むことなど、今まで私は殆どしませんでしたが、色々なことをしてみようと思います。先生に指導された弓の弾き方に気をつけながら、レッスンの後半、先生の音をよく聴いて弾いていた時、あるイメージが広がってきました。それは、ヨーロッパの美しい音の世界とでも言ったらよいのでしょうか……。
レッスンの後、別の先生のレッスンを受けた方とお話しをしていて、まずその方が口にされたのが、「なんだか、あっちの世界に連れて行かれた様だな…。」と言うのを聴いて、驚きました。ぜんぜん違うレッスンから、別の人間が同じ印象を抱いたのです。同じカルテットのメンバーだからねと、感動しました。