ACMPのメンバーは自分が演奏する各楽器毎にD、C、B、A、Proの5段階に自己評価でグレード付けをして頂きます。
このグレードは「お互いに同程度の技術レベルの人を見つけるためのグレード」としてACMPの名簿に掲載されます。
あなたのグレードを見極めるには、まず(その1)にある「各グレードレベルの説明」を読んで自分のレベルを予測し、 次に(その2)で合奏技量を数値スコア化するための各質問項目に答えて下さい。
もし数値スコアによるグレードがあなたの予測値より高かったり低かったりしたときには、 普通は(その1)の「各グレードレベルの説明」に示された基準に従うのがよいでしょう。
但し、自己評価が高すぎる場合は、実際の合奏の時、他のメンバーに迷惑をかけ、気まずい結果となるかも知れません。
あなたは、自分の技術的限界を超えないよう注意して選んだ曲目のみを弾きます。 その曲の始めての合奏の時は、途中で何度も止まってやり直すことなく、皆で一緒に終わるよう心がけましょう。
あなたは、標準的レパートリーを開拓して拡げている途上にあります。そして技術的に難しすぎるものは避けているかも知れません。
良く知らない曲を合奏するときは、大きなミスをしないように気をつけますが、他のパートの音は耳に入っています。早い楽章では技術的な理由でテンポを落として弾くことが多い。
あなたは、標準的なレパートリーのかなりの部分(いくつかの時代にまたがる作品、あるいはいくつかの楽器編成の作品など) について良く知っています。通常でも良い音で楽器を弾くことができ、初見(譜読み)でも特に問題はありません。初合わせの時でも、音の合い具合、バランス、強弱及び基本的フレージングにも注意を払っています。
あなたは、いろいろな時代の、自分の楽器が入っているいろいろな組み合わせのアンサンブルの標準的レパートリーを沢山知っています。もしパートナーがミスをした場合にも、演奏を中断せずに彼等を正しく引き戻すことができます。 初見(譜読み)力は第一級で、常に自分の楽器を最高に響かすことができます。 初見の時でも、すでに細かいニュアンスにまで注意を払いながら、統合的な音楽表現を志向しています。
もし、あなたが上記のグレード説明のうち、異なるグレードにまたがってしまうときは、あなたが普段同レベルの音楽家として一緒に弾いている音楽仲間がどのグレードなのか、もっと適合するグレードなのかを考えてみましょう。 また多くのメンバーは、年月を経るにしたがって経験を積む、あるいは練習時間がとれない、病気・寄る年波などので自己評価を見直し、グレードの修正申告をしていることを知っておいてください。
Amateur Music Player's Assosiation, JAPAN .